Accessっぽいデータベースソフトが作れるようになる

excelで作ったフォーマットを部下が勝手に変更してしまったとか
台帳のデータを削除したことに気づかず
そのまま上書きしてしまって大変なことに、

というアクシデントに遭遇したことはないだろうか。

本書が目指すアプリを使用すれば
上記のようなトラブルからかなり縁遠くなるはずだ。


データーの入れ物であるexcelシートは一切ユーザーに触らせないで
（一切ユーザーの目に触れさせないで）
データ入力、
更新、
検索、
削除はすべて
自作のフォームを通じて行う、

いわゆるデーターベースソフトを作成するのが本書の目的だ。

初心者向けの解説書でありながらここまで完成度の高いアプリを
作成させるのは大変素晴らしいことである。


実際に勉強し始める前に、

まずまえがきの最終ページ載っているサイトにアクセスし
サンプルアプリをダウンロードしよう。

本書が目指す完成形のアプリだ。

実際に色々と入力し登録し、
削除し、
と触っていると
こんなもん、
初心者の自分に作れるのか？
と不安になりつつ、
これが作れたらすごいと
ワクワクすることだろう。


元々私はAccessで作りたいアプリがあり、

そのためにvbaを勉強し始めた。

それがexcelvbaの本を読んでいるのは
ほとんど知識のないvbaをこれまたほとんど知識のない
Accessで学ぶよりも、

操作には自信のあるexcelで学ぶべきだろうと思ったからである。

実際にAccessの本をいきなり読むよりも
excelvbaを先に学んだほうが
確実にAccessの敷居が下がったと感じる。


問題点は少々説明が冗長である点、

そして練習問題が少ないため、

本文を真似しながらアプリを作成しているだけでは
翌日にはほとんど忘れているという点だろう。

問題集の答えを書写するようなものだから当たり前だ。


フォームの写真かスケッチだけを見て、