経済を発展させる梃子としての企業家・その活動から生まれる資本利子・景気変動論
 下巻は第四章「企業家利潤あるいは余剰価値」第五章「資本利子」第六章「景気の回転」と、
訳者あとがきを収録。
上巻で示された経済循環・経済発展の筋書きの詳しいところを説いている。


 第四章はシュンペーターといえば連想されるinnovationの担い手である企業家の行動とその利潤獲得の経路を示し、
第五章で消費利子や単純な生産利子と異なるものとして取り上げられる資本利子はそんな企業家利潤に源泉を負っていることを示し、
第六章では好況から不況へ、
不況から好況へと移り変わる景気変動の理由を前章までの議論と結び付けて解説する。
訳者あとがきでは全篇の議論を簡潔にまとめてくれている。


 読み通してみると、
企業家という効き目が経済発展全体を牽引して影響を与えていくという筋での理論構築が、
話の節目節目に現実の感覚で裏打ちされているおかげで説得力を増しているのがユニークだと思った。
普段の生活では大多数の人たちが慣性に従っていることや、
リスクテイカーとしての企業家はいずれ誰でも企業家でなくなるという指摘、
企業家がある時期に群れを成して登場することやその突破口になる個人の重要性など、
通念としての経済理論では語られないかもしれない切り口が新鮮だった。
それでも議論全体は経済構造上の要素の相互作用についての考察という経済学の範疇を離れるものではなく、
優れて経済学的思考が展開されている。


 ケインズの「雇用、
利子および貨幣の一般理論」と議論内容が触れ合っている様子も見えるのが興味深い。
三部作の中では最も大胆で読み味の愉しい著書。
経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫)

その他の感想

しょー
産院で使っていたので
・・中級以上対象・・
CB400専用解説書
味のある作品
ドールの柔らかさが良い雰囲気
とてもイイです。
続編希望
シミジミとした語り口
xmlは?
認識しました。
面白いよ!
使えるね。
思っていたよりも白くない
野外ライブで着ました!
フード
かわいいです。満足!
懇切丁寧な解りやすい本!
読み易く、資料価値もあります
TASCAM DR-05 にも使えました
満足しております。
それは大丈夫だった。
エンジン史は徹底研究されてはいるけど・・・技術変遷は何処???
乗りやすくなりました♪
しかけ絵本の組み立てに
期待どおりヽ(’▽`)/
購入した、EMC-3が、全く別物だったため、JVC KENWIODのサービスセンターに提出して、模造品の判定結果が出ました。
MADE IN JAPANの安心感。
通気性が良く、履きやすい靴
プラスティック衣装箱の廃棄のための切断
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