現に生き、また生きてきたこの人生を、もう一度生きようと欲するか?
ニーチェは、
長く重い病の中で、
身体の健康状態が思考の健康にも影響することを身をもって体験する。


ルサンチマンを憎みつつも、
時折、
他書に垣間見えるニーチェ自身のルサンチマンが本書には見られない。
本書は、
それほどまでに、
快癒の悦びに満ち溢れた作品である。
それ故、
読んでいて心地よい。
また一方で、
苦しみの末につかんだ「大いなる健康」も、
「ただたんにこれを所有するだけでなく、
なおも不断に獲得してゆくもの、
獲得せねばならないものである」(456頁)という巻末の言葉が重く響く。


大いなる健康とは、
「笑いというのは、
良心の呵責もなしに他人の不幸を喜ぶことだ。
」(260頁)という言説をまさに良心の呵責なしに認められること。
「誰をも恥ずかしい思いにさせないこと」が最も人間的なこと(285頁)であると覚悟すれば、
素直に認めることができるだろう。


大いなる健康を失った人間は、
他の動物よりも一つだけ余計な存在条件=「生きる意味」がなければ生きられない動物となり、
道徳や宗教の与える意味を求める。
それが悲劇の始まりであるにも関わらず・・・。


本書には、
ツァラトゥストラ(363頁)や、
永遠回帰の思想(362頁)、
この人を見よ(50頁)、
神の死(367頁)、
善悪の彼岸(451頁)など、
おなじみの思想の萌芽がちりばめられている。
ニーチェの著作の中から一冊を選ぶとすれば、
本書を薦める。


本書で最も危険な言葉を最後に噛みしめる。


「生きるとは何か?──生きる──とは、
死のうとする何ものかを絶えず自分から突きはなすこと、
だ。
生きる──とは、
われわれにおける、
またたんにわれわれにおけるだけのものでないところの一切の弱化し老化したものに対して、
冷酷で無情であることだ。
」(98頁)
ニーチェ全集〈8〉悦ばしき知識 (ちくま学芸文庫)

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