自堕落な生活と妄想癖が「芸」の領域に突入
 1つ3ページの小話を集めたエッセー集です。

 読み始めて3ページで、
「ん?」と思いました。

 6ページ読んだところで「クスリ」とし、
12ページで大笑い。

 20ページ読んだあたりで、
この人の文章力に脱帽しました。


 これはいい人を見つけた!

 著者は40代独身女性で、
札幌市内で親と同居。

 好きなもの、
昼酒。

 座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。

 職業はライターという一種のプータローで、
ときどき引きこもりしては社会復帰を繰り返すというトホホな生活を送っています。


 いいとこなしのキミコさんの日常は、
とくに大きな事件は起こりませんが、
なぜか笑えるネタが転がっています。


 昼間の回転寿司で楽しくビールを飲んでいたら、
となりに座ったじいさんに説教された、
とか、

 トイレ掃除をしていて、
うっかりボタンに触ってシャワートイレの水を頭からかぶってしまった、
とか
 2年も会っていない友人から涙ながらに「話があるから来て」と電話を受け、
行ってみたら30万円もする鍋を売りつけられそうになった、
等々。


「何もない一週間だった」という書き出しではじまっても、
本屋のトイレの前で大学生くらいの女の子が「私、
妊娠したかも」と涙ながらに男の子に告白している場面に出会ったりします。

 一瞬で状況を理解したキミコさんは、
三角関係の女の子がもうすぐ現れるにちがいない、
と想像力をはたらかせました。
立ち読みしながら三角関係の女の子を待っても、
だれも現れないのですが、
待っているあいだに、
このあとの二人の修羅場の様子にまたもや想像の翼を広げます。


 キミコさんのこの妄想癖は、
自堕落な生活の様子と共に、
一種の「芸」の領域に突入しています。
たとえて言うなら、
ちびまる子ちゃんがそのまま大人になったようなものでしょうか。


『サンデー毎日』の連載エッセー。
大人気だそうです。


 私からも、
超お勧め!!
生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)

その他の感想

「風」は「風」
評価・着方
地中海世界の1000年をたどる
天井照明用常夜灯として
5歳児が
ゲームとは別に注意点あり
満足かな
日帰りでも、25LぐらいのDバックよりむしろ快適!
コツと暇があればローコスト!
(教育関係者や、子供を持つ大人には特に)必読かと思われる
最高の教科書
料理用にも使える
1台3年のアマゾン限定版
やばいくらいカッコいい。
写真よりは四角くない
コッチにして良かった!
最高!DVDずっと待ってました!!(弟)
インフラ部隊のMECE確認用、部隊以外でも全体設計として押さえておくべし
絵からは想像できない
ちょっと寒いかも
花が潰れていた
良くも悪くも普通の袋です
毛玉との戦いか………
不具合見あたらず!
さくさく切れる
光にムラ
韓国って
高品質なタリホーのミニサイズ
これ以上ないほど詳細な古事記の本
夏山の連泊御用達としてはGOOD
戻る