「知るは楽しみなり」とは言うけれど、ここまで必要なのだろうか・・・?
“ソムリエ sommelier”を辞書で引くと、
「(ワインを)客の注文や嗜好、
料理などに応じて適切に選択し、
提供する人」という意味のことが書いてある。

そして、
“クラシック”ソムリエの役目とは、
クラシック音楽の魅力を幅広く伝え、
楽しむ手助けをする、
ことらしい。

だとして評者は、
たとえば「気分が塞いでいるとき慰めになる曲」を“適切に選択して聴かせ”てくれる、
といったシーンなどを想像していた。


このテキストによれば、
それも決して“間違いではない”ようだ。

だが、
オビに記された“トリビア”的な事例を見ると、
「知識をたくさん持つことは人生を楽しくする」説に首肯できる反面、
「こんなことを知ってて何のタシになるの?」とヒネクレて受け止めたくなるものもある。


評者自身の老化現象などを引き合っても無意味なのは重々承知だが、
ここ数年、
メロディーを聴いても題名や作曲者名が出てこない、
題名を聴いても音が鳴らない、
という情けない場面がやたらと増えた。

だから、
音楽の、
クラシックの知識として大事なのは、
誰それがカツラ愛用とか、
風呂の残り湯を盗まれたとか、
いった瑣末な(失礼)エピソードではなく、
題名と音(旋律)との結びつきを太く強く保ち、
楽曲選択のための引き出しをたくさん持っておくこと、
ではないのだろうか。

具体的には、
ゆったりと気分が癒される曲は、
とか、
とにかくティンパニが大活躍する威勢のいい曲は、
とか、
快眠に誘ってくれる曲は、
とか、
いった知識や情報だ。
人間的エピソードはその次でもいいのではないか。


本テキストで取り上げられた(すなわち、
検定試験で実際に出題されるのであろう)知識は、
重箱の隅っこを突っつき過ぎなんじゃ? というのが率直な感想。
知っていて損はしないと思うが、
優先度や重要度からすれば首を傾げたくなるネタが多過ぎる気がする。


関連するCDがあるそうだが、
そちらはどうなんだろうか。
クラシックソムリエ検定公式テキスト ~世界で一番やさしいクラシック音楽入門の本~ (クラシックソムリエブック)

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