素人の耳ですけど。

2001年リリースの「 Rock Of Ages」に比べるとＤisc1,2は、
それぞれの音が磨かれよりいっそう臨場感が迫ってくるよう。
例えば、
THE BANDの大きな魅力の一つ、
３人のハーモニー（リヴォン＆リチャード＆リック）もよりクリアに聴こえていっそう聞き惚れてしまいます。
「The Rumor」みたいにあれっと思うほどクオリティがアップしている曲もあったりします。
Disc3,4は12月31日の分。
4日間のコンサートの中で選りすぐりの演奏をセレクトしたＤisc1,2と違い当日に行われたライブをそのまんま楽しめるのもうれしい。
今年の年越しミュージックはこれで決まりです。
ちなみにDisc3,4のミックスはロビーの愛息、
セバスチャン。
しかしながらDVDの5.1ssは不要な気が。
。
。
2曲のライブ映像は貴重なおまけって感じです。
Don’t Do It以外も撮影してたんですね！もっと他の曲の分もあるならぜひ観たいものです。

ところで、
ロビーはあるインタビューで「時代を超えてTHE BANDの音楽を聴き続けてもらいたいというのが一番の願い」と答えていたのですが、
「Live at the Academy of Music 1971」のリリースもそれが大きいのでは。
「 Rock Of Ages」の音には満足していなかったみたいなことも書いていますし、
完全主義者だけにやり残したことを成し遂げたといいますか。
ロビーは最近、
ROCKレジェンドなどを紹介する子ども向けに本を出しましたし、
来年は自伝を出版するということ。
「Live at the Academy of Music 1971」といい、
音楽人生の終活に入ったのでしょうか。
ロビーとガースには長生きしてもらいたい。
これからもずっと現役でいてほしい。
切に、
そう思います。