後輩達にも読ませたい
論文調の本だと思っていたのですが、
とても読みやすく、
たちまち読みきってしまいました。

歴史における軍事作戦について少々かじっている方、
孫子やクラウゼヴィッツなどの古典的兵書を読まれている方なら、
さらに面白く読める本だと思います。

バトル・ドクトリン(戦闘教義)の発展と変遷を中心に据え、
この視点から古今東西の主要な戦闘において勝者がいかに戦術的勝利を手に入れたかを非常に判りやすく解説しています。

特にその時代の戦術常識や兵器・用兵の知識が無くとも読みこなせるように、
適切なボリュームで補足説明をしているところが心憎いです。


戦略>戦術>戦闘で言えば、
戦闘準備と実施にあたっての指揮に関する有効な所見が多く散りばめられており、
日々のビジネスシーンにおいて、
現場のリーダーがいかにチームを育て、
率いて成果を出すかの参考として役立つことでしょう。


あえて難点をあげれば、
近代以降は軍事技術と兵科の連携が複雑になるためか、
広く浅く傾向がより強く出ていて、
少々物足りなさを感じる点でしょうか。

なお、
主題を明確にするためか直接戦闘の解決に関する記述に偏重して論じられていますので、
個々の歴史上の戦闘の評価をこの本だけで決めつけてしまうような読み方はお薦め出来ません。


著者の言葉そのままで無く、
また一部に過ぎませんが、
事例と共に次のようなことが語られています。

平時から得意技を磨き、
その得意技を活かす方法論を確立しておくこと。
戦時にはそのような余裕は無いこと。

成功体験に縛られず、
保守派の批難を恐れず、
パイオニアにならずとも進取し目的達成のために環境の変化に合わせ方法論を変えて行くこと。

システムだけでは目的は達成出来ないこと、
リーダーの意思と資質、
チームの錬度と規律がシステムを活かす条件であること。


一緒に仕事をする後輩達にも是非読ませたいと思った一冊でした。
戦争学 (文春新書)

その他の感想

とにかく詳しいんです!
安かったので購入しました
押尾Worldが一段と広がったとてもいい作品です!
思ったほど
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純正とほぼ同じで問題ないです
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