入力仕様に若干の注意があります

同じシリーズのXENYX X1002Bと1002FXでは問題なかったのですが、
X1622では繋ぐ機器（ソース）によっては音が段々歪んで出なくなる現象が起きます。
調べてみるとソースに使った機器（USB-DAC）の問題でしたが、
極まれに起こりえると思いました。
通常は起きません。

秋月電子で売っているUSB-DACキットが相当します。


つづいて本体の機能について。

この価格で2BUSはありがたいです。

入力はモノ4ch、
ステレオ4chが確保されているので、
小規模PAやレコーディングには十分役立ちます。
私は宅録とミニFMに使っています。


ステレオchにPAD（入力ゲイン調整）が無いのが残念ですが、
+4/-10dB切り替えとフェーダーを併用することで不便は無いです。

モノchには1ノブコンプが付いているので、
マイク入力で便利に使用できます。
外部コンプをINSする必要もなく、
アナウンスやボーカルの補正には十分です。
（外部エフェクターをINSすることもできます）
その他、
MUTEボタン、
ルーティングボタン、
SOLOボタンもあるので、
この値段で上級器での必須機能を網羅しているのがすばらしい。

エフェクターのSEND/RTNは2系統ありますが、
そのうち1つは内蔵FXと兼用ですので、
内蔵＋外部2台の3台接続はできません。


レベルメーターも細かい表示なので、
下位クラスのミキサーよりも格段に使いやすいです。
しかし、
レベルメーターの0dB前後の割り付けが2dB単位なので、
デジタルレコーディングをするときは若干の注意が必要だと感じます。
+3/+2/+1/0/-1/-2/-3/-6が良かった。


USB I/FはWin7なら自動的にドライバーが導入されます。
何もせず入出力として使えます。
しかし、
USB I/Fはメインバス直結なのでレベル調整はできません。
RCAの2ch入出力も同じです。
よって、
USB I/FはミキサーからPCへの録音でしか使用していません。
RCAの2ch出力にはLPCMレコーダーを繋いでいます。