女性目線の衝撃

・3つの要素（身長、
ルックス、
社会的評価）が高い男に女性は惹かれる
・女性の年齢や職業、
性格等によって求める要素バランスが変わる
という当然といえば当然の内容。


ただ、

「人格やコミュニケーション能力を磨いたり、
イケてないファッション・見た目を可能な限り改善する」
というのが、
個人的に一番参考になったモテ本である「40歳からのモテる技術」の主要戦略なのですが、

女性目線では、
それらの要素が単なる足切り要因でしか無い、

という内容・構成には衝撃を受けた。


「読み物としての冗談本」ではなく、
それ(足切り後に３つの要素で選ぶ)が女性目線の真実なのだと思います。

「これを読んでる人と付き合いたい」というレビューを書いている女性がいるように。


ただし、
3つの要素（身長、
ルックス、
社会的評価）が全くないにもかかわらず、

話を聞くのが異様にうまく女性にモテモテ、
という中年男性の話も載っている。


その男性のようになるためにはどうすればいいか？

という内容こそがモテ本には求められているはずなのだが、
ほとんど触れていない。

著者が女性だから単にわからないのも理由と思われるが、

女性の意識においては、
その手の男に気持ちを持っていかれることは、
負け、
のように感じられるからかもしれない。


そもそも「女はこんな男に惚れる」という本であって、
そのような男になるためにはどうするか？という本ではないから仕方ないのか。


これを読んで逆に、
「40歳からのモテる技術」の主要戦略が間違いではない、
ということが再認識できたのは収穫。

足切りされることなく話ができる状況になれば、
あとは会話次第なのだ、
と。