ほぼパーフェクトな人類史。最後の1ピースだけが合わなかった。
本書は、
英語原版の発行のタイミングがたいへん微妙だったことで、
過小評価されてしまったと思います。
もし、
執筆が長引き、
本書の発行が1年少々遅れS.ペーボらの論文の要旨に沿って修正が加えられていたなら、
まさに"Just Timing"でベストセラーになっていたと思います。
最後の1ピースが「種としてのネアンデルタール人はこのジブラルタルで息絶えたが、
彼らは絶滅したわけではない。
われわれホモサピエンスに吸収されたのだ」であったらまさに完璧でしたね。


これまで各種の人類が現れては消えたなか、
なぜ現生人類(ホモサピエンス)だけが生き残ったのかを、
考古学、
古人類学、
古気象学、
古地形学、
古生物学、
生態学、
分子人類学など多方面からアプローチし考察します。


そのなか、
気候の変動による地表植生の変動、
海水面の変動などが、
ホモサピエンスをはじめとする各種ヒト族の存亡に大きな影響を及ぼしていたことを強調しています。
ヨーロッパ居住のネアンデルタール人は、
数十万年前からの気候の寒冷化により南方への避難を余儀なくされ、
欧州南部に斑点状に生存域が分断されたことで遺伝的多様性を失ない絶滅につながったとしています。
一方、
ホモサピエンスの一部はその時期をユーラシアを東西に繋ぐ中央アジアのツンドラステップに居住していて、
そこに群れを成す大型動物を捕らえるために狩猟法を集団で行う方向に発展させ半定住生活を始めたことで、
集団としての社会(村)を発展させ生き残りに成功したとしています。
つまり新たな技術を開発し、
新たな社会システムを導入するというイノベーションが後の発展につながったと考えています。
また別のホモサピエンス集団はアジアの沿岸部で生活していたため別のやり方で発展をとげ、
のち河川ルートを経て前者と融合することになります。
我々ホモサピエンスが生き残ったのは、
居住地の時期と場所の偶然性(適材適所)と先住者とのほんのわずかな技術・社会的な差が運命を分けたと結論しています。
そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史

その他の感想

痛くないのですが・・・
荘子の教え
頭脳が良く動きが早い。ルート学習機能も良いです。
よろしいとは思うけど
見て、知る。
すこし、厚めです。
やさしく銀を削るには
錆止め効果がはっきりわかります
ちっちゃくて非常に軽いが、その他の携行品が多い。
ルウム会戦(前編)です
品番に注意。
夏の簡単スキンケアに使ってみました
記憶の扉
参考になります!
あまり効果を感じませんでした
自作ネイルシールとして
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歴史の知識が随所に散りばめられている♪
比較試験前の必読書
いくつになっても、胸キュン! "可"
もうすこし安ければ言うこと無いのですが
普通は…
1620円高すぎ! 良書は格安配布するべし
1.2巻合わせて
すごいすごい!
それなりにもっともらしいのですが、どこまで信じていいのかわからない
油、特にトランス型脂肪酸がマーガリン、ショートニング等として加工食品
朝まで保湿が持続します
遂に合法のリアルブックが!
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