創意工夫に溢れた離島医学
著者は離島の医師夫婦、
白石吉彦氏と裕子氏です。

本書は20年に及ぶ離島生活で培った治療のノウハウをまとめたものです。


白石氏らはそれぞれ自治医大を卒業後、
徳島大学で研修を受けました。

98年からは島根県の沖合にある隠岐の島諸島、
西之島町にある「隠岐島前病院」で勤務し、
今に至ります。

西之島町は3島が連なる島前というエリアにある島で、
3200人が住み暮し、
65歳以上が占める高齢化率は40%です。

隠岐島前病院は唯一の公立診療所で、
6名の総合医が内科・小児科・外科外来を回しています。

産婦人科、
耳鼻科、
眼科、
精神科、
整形外科は、
週1〜月1のペースで専門医を招聘して対応しています。

本土とは異なり、
設備、
人材共に十分ではありませんが、
創意工夫しながら島民の医療ニーズに対応してきました。

本書はその過程で培った知見をまとめたものです。


著者らは島内唯一の医療機関なので、
全ての疾患に対処する必要があります。

そのため何となく総合診療的な疾患が多いのかと想像していましたが、
実際は整形53%、
皮膚科30%、
外科5%、
眼科耳鼻科5%、
その他7%という割合でした。

整形・皮膚科・外科で9割近くに及び、
内科系は予想よりも少ないものでした。

この特殊な環境に対処するために、
白石氏らは心を砕いていました。

例えばパピローマウィルスによる疣贅(イボ)は通常なら液体窒素で対処しますが、
高額で保存期間が短いので常備するのはコスト的に合いません。

そこで内視鏡の消毒液に使うアルデヒド系のステリハイドや、
ドライアイスを利用します。

巻き爪もホームセンターで購入した機材で金属を加工して装具を自作し、
外れない指輪をリングカッターを使わずに指への糸巻き(!)で対応するなどしていました。

また著者がメインで用いる検査機器は最新のMRIではなく、
安くて小さなエコーです。

どこにでも持ち運べて侵襲性がないので気軽に使えることから、
骨折、
肉離れ、
皮膚疾患で大活躍していました。

後半ではかなりのページ数を割いてエコーを用いた小ワザの数々が紹介されていて、
圧巻でした。
離島発 いますぐ使える! 外来診療 小ワザ 離れワザ

その他の感想

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