「師匠の恩」「不可能を可能にする絶対の確信」「幸福になるための御本尊」などについて縦横に語る、池田氏の講義。
本書は「大白蓮華」2012年3月号・7月号・8月号に掲載された、
池田氏による「華果成就御書」「四条金吾殿御返事(石虎将軍御書)」「新尼御前御返事」の講義を書籍化したものです。


本書全体を通して、
日蓮の「人間性」と道理を重んじる「常識人」としての振る舞いが印象に残りました。


凡庸でとりたてて優れた人物ではなかった師匠の道善房のことを、
それでも日蓮は最大に讃えて「師匠の恩は大地のようだ」と語ります。

また、
門下からの供養の品々に対して、
日蓮は必ず感謝の言葉を真っ先に手紙に記します。

身の危険が案じられた四条金吾に対しては、
直接日蓮のもとに来るのではなく使いの者を寄こすこと、
甲冑をつけて乗っても大丈夫な馬に乗り、
供の者は万一のときに役に立つ者を連れ歩くことなど、
こまごまと注意を与えています。


本書で池田氏は「前前(さきざき)の用心」という日蓮のことばをひいています。

「神にすがっていればなんとかしてくれる」のではなく、
不断の努力と工夫を重ねて結果を出す、
という道理を重んじた上で、
目の前の一人の人物を大切にする日蓮とは、
なかなか魅力的な人物だったのでしょう。

ここには、
世間でイメージされている「戦闘的」「他宗攻撃」の人物像からは考えられない、
日蓮の人間くささがあふれているようです。

なんだか私も、
四条金吾が日蓮に絶対の信頼を寄せていたことがわかったような気がします。

「絶対無事故」「仏法は道理」とつねづね語る池田氏の基本も、
このような日蓮の振る舞いにならっているのかもしれません。


「四条金吾殿御返事」の「心の固きに仮(よ)つて神の守り則ち強し」の段は、
私は、
何気におもしろい話だと感じました。

一般的に、
宗教といえば「神の加護」や「神の恵み」を祈るという、
他力本願やおすがりが特徴ですが、

日蓮の思考は、
これとはまるで逆の「自分のハラが決まって信念が強いところに神の助けが現れる」というわけです。

池田氏は本書で「最善の努力と真剣な一念があってこそ、
祈りが結実する」と語っていますね。
勝利の経典「御書」に学ぶ 12 華果成就御書 四条金吾殿御返事(石虎将軍御書) 新尼御前御返

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