動機づけとは、教育の手段ではなく、目的である。
本書『報酬主義をこえて(新装版)』は、
褒めること、
叱ることを含めた、
広い意味での「報酬」による他者のコントロール(オペラント条件づけなど)の危険性を指摘しつつ、
より内発的な動機づけを考えるものです。
原著の出版は1993年で、
日本では2001年に翻訳出版されていますが、
この秋に新装版が出たため、
このタイミングで書評を書かせていただきます。


報酬による他者のコントロールを考える心理学の世界は、
その基礎理論をネズミやハトによる実験によって導いています。
そこに重大な発見があり、
人間の行動を変化させるために有益な知見があることは否定しません。
しかし「人間はネズミではない」という、
当たり前の事実が忘れられるとするなら、
よくありません。


本書の主張を僕なりに短く言いきれば「動機づけとは、
教育の手段ではなく、
目的である」ということです。
例えば、
子供に勉強をしてもらいたければ「知りたい!」という動機づけをすることが必要なわけです。
ところが、
勉強を「させる」ために、
しばしば用いられるのは、
誰かに勝ちたいとか、
褒められたいとか、
怒られたくないとか、
ご褒美をもらいたいといった手段としての動機づけです。
この背後にある問題を考えるため、
以下、
本書の記述をいくつかピックアップしてみます。


・アメによって反応を引き出せはするが、
同じ行動をさせ続けるためにはアメを与え続けなければならないという事実そのものが、
アメの長期的効果(あるいはその欠如)についてのカギを提供しているのではないかということである。
(p25)

・ごく幼い子供たちにはコントロールをもって対することも必要なときがあろうかと思う。
最低の基準として、
例えば三歳児がよちよちと表の通りに出て行こうとするのを見過ごすわけにはいくまい。
しかしコントロールに頼る前に、
それほど強圧的でなくもっと相手を尊重した世話の焼きかたはできないかどうか、
しっかりと確認すべきではある。
(p49)
報酬主義をこえて 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス)

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