読ませてナンボである。
 ユッシ・エーズラ・オールスンの特捜部Qシーリーズ五作目まで読み終え、
やはり六作目の『特捜部Q―吊された少女』(上・下)を入手してしまった。

 著者の名前を、
このレビューで初めて本の表紙を見ずにやっと書くことが出来たのが情けない。

 そもそもデンマーク人(北欧諸国共通か)の名前は、
ややこしく覚え難く、
新しく登場する人物が出てくる度(何度か出てきているのだが)表紙カバー裏の「登場人物」ページを見ることになる。

 さて、
この特捜部Qシリーズの魅力の多くは、
主人公カール警部補とその部下のアサド、
ローサ、
そして五作目からこのチームに加わったゴードンなど個性あふれる人物を設定していることに尽きる。

 カールの一人称で描写しながら、
ほとんどパラレルで犯人も登場させ、
犯人の独り語りと特捜部Qの捜査とを、
現在と過去を往ったり来たりしながらストーリーが進んでゆく。

 著者オールスンのストーリーテラーとしての才能が、
特捜部Qが如何にして犯人にたどり着くのかという興味を、
読者に持続させながらページを繰らせる。

 回を重ねる毎にテーマが異なるが、
本作ではカルト集団をとりあげ、
複雑な人間模様を描きながらストーを展開してゆく。

 とにかくこのジャンルの作品は、
読ませてナンボであり、
ごちゃごちゃ文句をつけたい方は、
読むのをやめなさい、
と、
評者はアドバイスしておきたい。

 著者のストーリー構想と登場する人物造形の繊細さに魅了されながら「吊るされた女」下巻を読みはじめよう。

 <付記>
 本書を、
Amazon「Media Station」で購入したが、
本の状態も良好で迅速に送付してくれたので☆☆☆☆☆と評価しておきたい。
特捜部Q―吊された少女― 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

その他の感想

洗らいあがり、すっきり
高い透明度
10枚収納できるのではないですか?
4K画質対応を謳うだけあって高速です!
袖周りや胴回りが小さく、ちょっと窮屈な感じ
良く考えて買った方が
ベースワックスとして
100均ケミカルを買うくらいなら…
NHKスペシャルで知って
防犯には使えない
子育ての枠を越えて、考えさせられました。
牛革???ではなかった
意図的なペラさが鼻につくレベルに
とにかく暗い寺原
ルームセラピーマジック!!
ヤバイ!!!!
最終刊だったので
こんなもんでしょ!!
自分の治療と比較
大量のLPをデジタル化したいならばお勧め
届いた
ジャケットがひどすぎる・・
値段安いが目的地付近で遠回りする意味分からん仕様
添い寝に便利でした
「超入門」に偽りなし
初めての円盤購入
商品名に偽り無い吸水力を誇る、フローラル系柔軟剤♪
時間忘れて読んじゃいます
全然ダメでした(私の場合)
月はいつもそこにある
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