キリスト教に対する「誤った理解」の典型例
 社会学者の橋爪大三郎と大澤真幸が、
対談形式でキリスト教について語り解説した本。
役割分担としては大澤が進行と質問役、
橋爪がその問いに答えていく解説役になっている。
ただし大澤も単なるインタビューアーではなく、
橋爪の解説を適時補ったり、
質問する際に話題を膨らませたりして、
全体としては双方が対等な立場で語り合う対話や討論になっている。
話題は聖書やキリスト教にとどまらず、
古代ユダヤ教の成立から初期キリスト教の異端グノーシス、
さらにヨーロッパ近代社会の成立から現代日本の課題まで多岐にわたる。
キリスト教についてほとんど知識を持たない人が読めば、
知的好奇心を満足させてくれるいい読書体験になること請け合いだ。
アマゾンの読書レビューで点が高いのもうなずける。


 ただしこの本、
キリスト教や聖書についてのまともな知識を多少なりとも持ち合わせている人間が読むと、
ひどく読むのに難渋するストレスの多い本になってしまう。
理由は簡単で、
書かれている内容にあまりにも疑問点が多いからだ。
単純な間違いや勘違いも含めて、
キリスト教や聖書についての一般的な常識からかけ離れた話を、
さも事実であるかのように語っている部分が多すぎる。
これは信仰の有無や解釈の問題ではない。
「歴史的な事実」のレベルでの話だ。


 こうなってしまった理由は、
著者たちのキリスト教理解が聖書にのみ頼っているからだ。
聖書に頼った結果、
キリスト教成立について考える際、
どうしても避けて通ることのできない中東地域のヘレニズム化についての解説がすっぽりと抜け落ちてしまう。
これでは1世紀のユダヤ人たちに共有されていた独立やメシアに対する待望論がまったく理解できないではないか。
また初代教会から古代教会に至るキリスト教史についても、
歴史年表程度の簡単な知識しか持っていない。
著者たちが三位一体や両性説といった基本的な教義の「歴史的な必然性」について、
まったく理解することなく我流の解説をしているくだりには暗澹たる気持ちになる。
三位一体や両性について自分の言葉で解説できないなら、
ニケア・コンスタンティノポリス信条やカルケドン信条、
アタナシオス信条などを、
そのまま引用すれば済む話なのにそうしていない。
たぶん著者たちはこうした信条の存在を知らないのだろう。
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)

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