秀作・傑作ばかりのBOXだが、初期というなら「恐怖と欲望」を入れてほしかった
このBOXは、
若きスタンリー・キューブリック監督の長編2~4作目の3作を収録したもの。
何故、
2作目からなのか??
1作目の「恐怖と欲望」は自主製作作品で、
商業的には失敗したがニューヨークの批評家の評判は上々だったもの。
収録されている「非情の罠」は製作費を回収するまでにはいかなかったが、
こちらも評判は上々。
3作目のフィルム・ノワールの「現金に体を張れ」、
反戦映画の「突撃」でいっきに評価をあげる。

「恐怖と欲望」は敵地に軍用機が墜落し、
無償で助かった4人の兵士の体験する狂気。
キューブリック自身は、
「恐怖と欲望」については「アマチュア仕事」と言って納得していなかったようだが、
これを含めて初期の作品集BOXとしたほうが、
価値があったのでは?

収録作品は以下の通り
【非情の罠】
向かいあうアパートに住むギャングの情婦とボクサーの恋とボクサーを逆恨みして付け狙うギャングのボスの対決。
贅肉をそぎ落とし、
NYを光と影で描き分けるだけでなくシュールな映像も面白い秀作。


【現金に体を張れ】
競馬場の無血で現金強奪をたくらむ男たちのと、
ちょっとしたほころびから計画が崩れていく様をスリル満点に描く。
時系列ではなく、
犯罪にかかわるそれぞれの視点から描く構成が実験的。
ラストも秀逸

【突撃】
第一次大戦下、
ドイツの要塞を攻略しようとするフランス軍。
無謀な突撃命令と知りながら、
将軍は昇進に目がくらみ部下の命を売るが、
作戦は失敗。
上層部は、
その失敗を部下に押し付け3名の兵士の銃殺を命令する。
日常にも潜む狂気を、
戦場を舞台に描いた傑作。


収録の3作品はどれも面白いものばかりだが、
やっぱりこれに「恐怖と欲望」加えてほしかった。
作品としては、
全体として★5つだが、
BOXとしては「恐怖と欲望」がないことから★1つ引いて4つとしました。
スタンリー・キューブリック 初期傑作選 Blu-ray BOX

その他の感想

工具はちゃんとしたのを使いましょう
はやーい。
年末年始合併合併号は、書ききれないくらい、盛り沢山です(笑)
イース・ミュージックの劣化がひどい。
難しいことでもわかりやすく。
出る出る出る出る
消毒しずらい
レコーディング直後に逝去したMike Auldridgeのラストレコーディング
自由度の高いブックライト、輝度十分。
曲数の7thか、ドリルモードの6thか‥
サツバリ美味しい油です。
やはり2倍速は時間がかかります・・・
カレーとか、多人数分のパスタ乗せるのに良いよ。
高コストパフォーマンス
やっぱり10GOOD!!
お買い得で、キチンと機能を発揮しています。
マシンで洗えます
プラッチック・・・
家づくりに興味のある方にオススメ!
一冊でわかる 日本地図・世界地図
甥っ子が大喜び
付録のみの感想
最低価格の寫眞フレーム
ドロドロとした暗躍や欲望が乱れながらも大きく物語が動くお話
リピ歴20年
既に2010年11月のアメリカ外交公電流失には今のエジプトの姿を予兆するものまであった
素材はいいのに…
歴史の不思議さを感じます。
オサ!オサ!
本当にずれ落ちない♪
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