経営戦略論の体系的理解には最適な本である
本書は、
主要な経営戦略論を5つに大別して主要論点と相互関係を整理し、
そこから経営戦略論の基礎となる思考法を明示的に導出した上で、
その思考法を実践的経営課題に適用するという構成になっている。


第一部の経営戦略論の整理は非常に秀逸だと思う。
主要な戦略論を内容と時間軸で5つに統合して簡潔に説明し、
立体3軸マトリックスで相対的位置関係を整理した上で、
相違点よりも知層形成としてまとめている点に感銘を受けた。
個別の戦略論やSWOT・PPM等のフレームワークについてもより深く全体観を持って理解できる。
終盤でバランスト・スコアカードを5つの戦略論の統合・体系化として説明している点も説得力があると思う。


しかしながら、
続く第二部・第三部は論理展開として筋は通っているが、
第一部のインパクトに比べると、
ややトーンダウンしていると思う。


第二部では3つの思考法を取り上げ、
主要論点である時間展開・相互作用・ダイナミクスに対応する思考法としてメカニズム解明法の優位性が説かれている。
しかしながら「時間軸と要因間の相互作用による因果律を考慮する」思考法は、
広く問題解決思考法として戦略系コンサルタントの書籍等に取り込まれており、
戦略的思考法を実践的に学び鍛える上で、
それらに比べて本書の内容では質・量共に物足りない。


第三部の実践論では、
論理的だが実務は少し違うと思う部分がいくつかあり、
一例は第15章の振替価格の部分(P284)。
著者はPPMを用いて「事業部間の振替価格の決定が資金配分を決定することと同義」と結論付けているが、
実務上、
事業部の業績管理は損益が主体で資金まで厳格に区分せず、
資金配分は本社機能(財務部門等)が全社横断的に行うケースが多いと思う。


上記のとおり本書最大の貢献は第一部にあると思うが、
総じて言えば、
全体を読み通すことで、
経営戦略の体系・論理・思考・実践を一気通貫で学べる良書だと思う。
経営戦略の思考法

その他の感想

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