ペンディング
理由は巻末でわかるのだが、
ようやく核心部分に差し掛かったかと思う間もなく、
尻切れトンボで唐突に終わっていることに拍子抜けする。
その続きが続編として刊行されるまでに、
空白期間が生じた事情には釈然としないものがあるが、
当手記は(十六の墓標の続編のように、
所謂「その後」を描いたものではなく、
上・中・下3巻の下巻に当たる)この続編なしには成立しない。
続編刊行後に3巻同時購入した私には、
幸いにも回避できたが、
リアルタイムな読者には苛立ちが募ったことだろう。

さて、
本来なら3部構成の中巻と呼ぶべき本書に収められた期間に起きた事の次第には、
権力側や民間人に死者が出たことも含め、
さしたる驚きはない。
タイトルどおり、
あさま山荘事件を中心に据えてはいる。
この意味では、
本書が3巻中のクライマックスに当たるが、
銃撃戦(体制vs反体制の攻防)がTVで生中継された、
あさま山荘を舞台とするシーンは、
一連の連赤事件を俯瞰すれば、
派手ながらエピローグに過ぎず、
軽井沢駅で逮捕された植垣氏らと別れてから、
籠城を経て逮捕劇に至るまでの、
残党5名の具体的な行動や心理は、
確かに本書で初めて知ったが、
なるほど概ねわかったという言えるもので、
細部に引っ掛かるところは残るものの、
これ以上深掘りする気は起きない。

私にとっての最大の謎・関心事は、
やはり山岳ベースでの同志リンチ殺人事件(敢えて、
こう表現しておく)に収斂する。
したがって、
どうしても冒頭の読後感になってしまうのだが、
続編を読み進める前に、
予断を排して現時点の感慨を書き留めておく。

本書の後半には、
逮捕後に明らかになった山岳ベースでのショッキングな出来事と、
それが引き起こされたプロセスを分析するような内容が綴られ始めている。
しかし、
共同軍事訓練において、
共産主義化というキーワードが登場してからというもの、
総括要求の背景に触れる都度、
その件になった途端に、
それまでの平易な文章表現が一変して難解になる。
もともと彼らの政治思想自体は極めて難解で、
凡人にはとても付いていけないところがある。
あさま山荘1972〈下〉

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