やはり大部分はエリストールだが

この手の製品は大部分の甘さをエリストールに頼り、
残り少々を特有の成分で補完しています。

このラカントSも同様。
エリストール＋羅漢果です。

よって糖アルコールであるエリストールの弱点である「お腹が緩くなる」「清涼感がある」
「溶ける際熱を奪う」「砂糖のように艶が出ない」のも同様です。

商品としてはこれをどう克服するかが出来に関わってきます（特に味）。


ラカントSは黒糖をはじめとしたブラウンシュガーの様な香りと風味が結構強くでていて
悪くありません（香りは味にも影響を与えるので非常に重要です）。

単純な甘味の強さや味ではなく、
香りや風味からアプローチした珍しい商品と言えます。

ただし、
やはり「強い甘味」が欲しいのであれば少々厳しい。

黒糖好きでカロリーを抑えたいのであれば選択肢に入れるに十分な商品であるとは思います。


商品説明に「エリスリトール99.2%」とちゃんと書いてあるのも潔い。

ブレンドの妙技に自信がある現れと言えるでしょう。