若い時にはわからなかった！

パピヨンを観たのは小学生の時でした。

当時は毎年暮れになると、
テレビで大脱走か荒野の七人を前後編でやっていたので、
学校では、
大脱走ごっこ、
荒野の七人ごっこが流行っていました。

どちらの作品でもマックィーンはカッコよく、
みんなの憧れでした。

憧れのマックィーンの脱獄物というだけで、
パピヨンに対する期待は大きく、
わくわくして劇場に向かっ事を覚えています。

なので、
目が落ち込み、
白髪頭、
歯が抜けたマックィーンに衝撃を受け、
アクションシーンの少なさにも退屈し、
それ以降パピヨンは見返した記憶がありませんでした。

それが、
50過ぎて観てみると、
2時間半があっという間に過ぎました。

パピヨンの不屈の闘志、
ドガとの友情、
当時は負け犬としか映らなかったドガの心情も、
この歳になると身に沁みてきます。

若いころに観てそれっきりの方、
是非もう一度観直してみて下さい！