7月24日「この秋は雨か嵐か・・・」は尊徳の道歌ではない
寺田氏がこの本の「はじめに」で「座右の書」として紹介し、
参考文献の一つに掲げている『報徳要典』(昭和9年)に収められた福住正兄「二宮翁道歌解」には、
二宮尊徳の道歌として確実なものを、
75章で解説しています。
つまり、
75の道歌が載せてあります。
一方、
寺田氏のこの本には「二宮翁道歌(福住正兄)報徳要典」を出典として、
48の二宮翁の道歌を載せています。
しかし、
48の道歌のうち、
「二宮翁道歌解」に載っているのは、
44の道歌であり、
4つは見当たりません(従って、
出典名は不正確です)。
その4つとは、
3月11日、
7月24日、
10月28日、
10月29日の道歌です。
そのうち、
3月と10月の3つの道歌は尊徳の歌句集「三才独楽集」に収録されています。
問題は、
7月24日の道歌「この秋は雨か嵐かしらねども今日のつとめの田草取るなり」です。
この道歌は、
八木繁樹『二宮尊徳道歌集』(緑蔭書房、
1982年)の134頁に「天保2(?)伝二宮翁道歌。
二宮尊徳の作ではないようである」とあり、
314頁に、
二宮尊徳と「誤伝された道歌」として注意されています。
国会図書館のデジタルライブラリーで閲覧できる、
横山丸三(まるみつ)の道歌を収めた『淘祖春亀斎丸三道謌集 初篇』(北光堂、
明治13年)の23丁表に「此秋ハ水かあらしか知らねどもけふのつとめに田草とるなり」とあり、
淘宮術(開運の術)の開祖である横山丸三の作であり、
一方で、
「信頼できる二宮翁の道歌集」には、
この道歌は収録されていません。
横山丸三の道歌の「水」が「雨」に替えられて二宮翁の道歌として間違って伝承されたものと考えられます。
実際、
今日でも、
この道歌を二宮尊徳の道歌とする俗説は広く蔓延していますが、
やはり、
横山丸三作とすべきだと思います。
寺田氏は、
「報徳要典」を座右の書としているのに、
なぜ、
間違った俗説に惑わされたのか、
不思議です。
久米建寿『名歌人生読本』(文芸社、
2000年)では、
この道歌は、
はっきり「横山丸三」の作として紹介してあります。
寺田氏の「二宮尊徳のことば-素読用」(平成20年)は良書であり、
こちらの「二宮尊徳一日一言」のほうも「この秋は」の不注意な点を除けば入門編としては充分に役立つ良書だと思う。
二宮尊徳一日一言

その他の感想

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