書いてあることは良いが、実際は・・・

DVについて、
とてもわかりやすく丁寧に書いてあるのでDVや加害者・被害者の理解を深めるにはとても良い入門書だと思います。


加害者として暴力を振るえばパートナーから嫌われて当然（二度と元に戻らないと考えるべき）だし
夫婦であれば関係を諦める（別居や離婚を受け入れる）か加害者は相当な自己変革が必要でしょう。

DV理解は当然ですし、
PTSDなど相手の後遺症の問題・対応を学び相手への気持ちに寄り添うことが必要です。


DVをする男性は女性の理解はもちろん愛情表現が出来ない方が多いと思います。

もしあなたが男性であれば女性（考え・感じ方や対応）の理解、
愛情や感謝の表現や態度等、
夫婦関係改善のための
徹底した訓練は必ず役に立ちます。
とはいえ女性を理解するのはとてもとても困難です。

しかし理解しようとする態度は学べます。


しかし、
この書籍や著者のカウンセリングではこういった女性への「具体的な」対応は教えてはくれません
（自分で考えさせられる←これが難しい）でしたし、
あなたは犯罪者のように扱われる（人として尊重されないと感じる）
可能性があるのでご注意ください。


中年・高齢者に自己変革や異性の理解は特にきついですが、
暴力を振るわれた相手は相当傷ついているため
あえて関係改善を望まず、
相手の希望を尊重しお互い第二の人生を歩む方が相手のためになるのではないか。

加害者が努力するのは当たり前だが相手や関係性は元に戻らないと考え、
相手の残りの人生を有意義に
そして自分の成長のため有意義に過ごすことを考えることが大切だと思います。


私は著者の書籍（複数）を読み、
自分の成長のために著者の個人カウンセリングやグループセッションに行きましたが
相手との関係改善が出来ず長年通っている方が多かった（改善したという実績があるのかとても疑問に感じた）のと
決定的な対応の悪さがあって私は二度と行きません。