この4枚は Neil Young の最高傑作だと思います。

4枚全部を最高傑作と呼ぶのはさすがに言い過ぎですが、
"After The Goldrush" が1番だとずっと思っていました。

その後、
改めて2枚目のアルバム "with Crazy Horse" もいいなぁと思っていたところに "Harvest" が出たわけですが、
やっぱり "After The Goldrush" が最高だと思います。

ちょうど C, S, N & Y が解散して一人になった時期ですが、
この頃の録音が一番シャープだったと思います。
"Harvest" は名盤ですが "After The Goldrush" の緊張感がもうありません。

これらが発売された当時からリアルタイムで聴いていたわけですが、
これらを改めて CD で聴くと音が意外とおとなしいことに驚かされます。
再生装置の違いもあるとは思いますが、
改めてアナログ・ディスクの良さを再発見しました。
"After The Goldrush" の LP には手書きの（もちろんコピーですが）歌詞カードがついていたり、
ジャケットを眺めるのも一興でした（写真をご覧下さい）。

かつての LP 1枚分とちょっとの値段で4枚を買えるのはいい時代になったというか、
ま、
それだけ時間が経ったということなのでしょうが、
このセットは永遠に輝き続けると思います。