歌の内容が知りたかった

し、
ボーナス・トラック（ピアノ・アコースティック・ヴァージョンの『ザ・バース・オブ・セント・マークス』）もあり、
日本盤を購入しました。
英語が苦手だから、
やはり対訳があったほうがいい。
特にジャクソンの歌を理解するにはとても重要かもしれない(amazonは彼のアルバムすべてに関して『日本語対訳付き』かどうかをキチンと明記してほしい）。


この最新作はオープニング『ザ・バース・オブ……』の12弦ギターがいいけれど、
初出の『ソロ･アコースティック1』から流用したボーナス・トラック（ピアノ・ヴァージョン）があるので、
バランスがうまく取れたのではないか。
というのは、
全体を通してジャクソンの歌もバックのサウンドも渋めというかシンプル（初期のころより今のほうがシンプルかも！）なので、
１曲目だけがちょっと浮いている感じ。
最初と最後に同タイトル曲を入れるブックエンド方式でピアノ・ヴァージョンを加えたのは、
きっと日本側関係者の計らい（もちろんジャクソン自身も承諾したはず）だろうけど、
それがうまくいきアルバム全体がまとまったと思います（ギター・ヴァージョンとピアノ・ヴァージョンを一枚に組み込み、
曲の良さを最大限に活かした）。
収録時間を同じ４分22秒にしたというのも、
よく計算されていますね（『ソロ･アコースティック1』は４分40秒だった）。
解説によると彼は「前もってコンセプトを考えずに作った」らしい。
でも、
やっぱりコンセプトは大切なんじゃないかな。


ところで『ザ・バース・オブ……』は、
たぶん（私の憶測）『ソロ･アコースティック1』で好評だったため、
あえてこの最新作に原曲に近い形で入れたのでしょう。
そんなことを考えると、
まだスタジオ録音されていない未発表曲がいくつもありますよね。
ぜひ、
次作に入れてほしいものです。