大豆の今を知るバイブル

「草」「たね」「土」の号を持っていて、
幾度となく読み返しているが、
この「大豆」の号もすばらしい。

普段食べている豆腐や納豆などの大豆品種が気になるようになりました。

日本各地の在来大豆についても品種名が面白く、
日本の食の豊かさを改めて感じることができました。

特に、
神奈川県相模原市で幻の大豆と言われているらしい津久井在来大豆をめぐる地域の取り組みが面白いです。

神社の神主が在来大豆を守るために畑をやるというのがユニーク。

最初の読み物である、
辰巳芳子さんの「大豆100粒運動」にも興味を持ちました。
辰巳さんの言葉には力がある。

岡本よりたか氏のコラムでは、
大豆が多国籍企業による遺伝子組み換え品種にとってかわると何が起こるのかを考えさせられ、
恐ろしかった。

本当に、
「大豆、
一大事。
」です。
次号の「生きもの」にも期待してます。