オーケストラの音楽史(パウル・ベッカー)
西洋音楽の作曲家が、
オーケストラとどのように関わりを持ってきたか、
その関係がどのような変遷をたどってきたかについて考察している書物です。


原題は『The Orchestra』(1936)です。
パウル・ベッカーの著作はドイツ語のものが多いですが、
本書は著者晩年のアメリカ移住後のものであり、
原著から英語で書かれています。


ベッカーの著作の中では、
日本では早くから名著『西洋音楽史』が翻訳されており、
現在に至るまで広く読まれています。
本書はそれと同じく、
西洋音楽の歴史を時系列にしたがって述べています。
ただし、
話題はオーケストラ中心に展開され、
扱っている時代範囲もハイドン以降が中心であり、
また抽象的な記述の多い『西洋音楽史』に比べると具体的な例を多く挙げているため、
結果として読みやすいものになっています。


読みやすく書かれているとはいえ、
本書の根底にある歴史観は、
やはり『西洋音楽史』と通じています。
たとえば、
“自分の表現したいことをすべて表現できるような水準まで、
ハイドンがオーケストラの能力を高めたとすれば、
ここでひとつ疑問が生じる。
「表現したいことをすべて」という時の「すべて」とは何を指すのだろうか。
” “古いさまざまなタイプの表現手段に代わって、
オーケストラという新たな表現手段が選ばれたのはなぜだろうか。
”(p.52-53)など、
問いの立て方からしていかにもベッカー的であると感じます。
オーケストラの音楽史: 大作曲家が追い求めた理想の音楽

その他の感想

オルタナ
似て非なる物
猫が扉を開けてしまうので
軽くて便利!
助かる、ありがたい本です。
あと2年早ければ^_^
山行直前に買うのはダメ ちゃんと慣らしを
最近の水中メガネは違うねー
容量十分でコストパフォーマンスもよい
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