ビタミン発見史としては面白い
本書を読んでいるうちに昔読んだクライフ「微生物の狩人」(岩波文庫)を思い出した。
専門的な内容を様々なエピソードを交えながら人間臭く語る。
呼吸が燃焼であることを発見したラボアジエがフランス革命の余波で処刑されたのだ。
若い人がこれを読んで生物系の学問を志す人も出てくるかもしれない。
ただ、
内容的には、
本書の主要テーマとなるビタミン(=「病原菌なき難病」征服)を除いて栄養学というより生理学(第1章)や生化学(第5章)の分野が主になっていると思う。
もちろん、
両者とも栄養学の基礎として重要な分野であるが。


ビタミンについて試みに手元にあるハーパー・生化学(丸善)の該当章を参照してみると、
ビタミンの構造や生化学的機能そして欠乏症について詳しいが発見史については、
ほとんど触れられていない。
栄養学に携わる人も発見史について意外と知らないのかもしれない。
そこには世界史的なドラマがあって知っておくのは有益なことだろう。
ビタミン発見史のなかで森林太郎(鴎外)と日清・日露戦争での陸軍の脚気惨禍との関わりが詳しい。
エネルギー代謝については、
半世紀前に必死になって覚えた【エムデン・マイヤーホッフ経路】や【クエン酸回路】の代謝経路を思い出させられた。


第6章「栄養学と社会とのつながり」は、
第5章までと比べて異質な章である。

小生の世代は占領下、
小学校に入学したときからコッペパンと脱脂粉乳の給食であった。
脱脂粉乳のお礼の作文をマッカーサーあてに書いた記憶がある。
お蔭で今でも牛乳とパンがないと一日も過ごせない食生活を植え付けられた。
サムス大佐の努力があったことは初めて知った。


ところで、
本書を読んでいて、
明らかにケアレスミスと思われるもの、
誤解を招きやすい表現などが多いことが気になった。
そのうちのいくつかを例示しておく。

【ケアレスミス】P.5:「米国のマッカラムは、
試行錯誤を繰り返しつつ謎の難病の原因を絞り込んでゆき、
ついにその不足が壊血病を起こす、
ビタミンAを発見した。

P.6:「日露戦争時のわが国で、
海軍が高木兼寛の意見により食事に玄米を取り入れて脚気を根絶した〜」
【誤解を招く表現】
栄養学を拓いた巨人たち (ブルーバックス)

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とりあえず大丈夫みたい・・・です。
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