水兵たちの目線で綴る駆逐艦戦記
 駆逐艦「雷」の射撃盤中継手だった著者による戦記です。
作家や士官といった、
行動や戦闘の位置づけを知らされている人々による戦記とは異なった、
現場で戦う乗員たちが直接目で見、
肌で感じた事柄が克明に描写されています。

 著者の乗艦「雷」は太平洋戦争開戦当時には既に新鋭とは呼び難いベテラン駆逐艦でしたが、
第六駆逐隊の僚艦や他戦隊の重巡群とともにまさに東奔西走の戦いを展開。
緒戦の栄光からジャワ、
ソロモンの戦い、
そして濃霧のアリューシャンまで、
乗員の日常もその都度大きく変化してゆきます。
有名なジャワ島沖海戦での敵兵救助のエピソードも記述されています。


 「雷」の参加した大規模な戦闘や作戦行動については戦史を参考に全体の状況が記されていますが、
記述の主体はあくまでも著者ら乗員たちが直接体験した事柄であり、
与えられた状況で自らの任務を全うするしかない乗員たちの姿が迫ってきます。

 とは言っても苛烈な戦場といった描写ばかりではなく、
作戦や戦闘の合間のちょっとした挿話や仲間たちとのやり取りの比重が大きく、
全体としては戦時下の駆逐艦乗員の日常物語としての性格が強い内容となっています。
特に、
筆者と終始やり取りする仲間たちの描写が秀逸で、
男所帯の駆逐艦の開けっぴろげさと荒っぽさが生き生きと伝わってきます。


 興味深かったのは、
ソロモン海の戦闘の後の補充要員への教育のため、
戦時下では停止していた「甲板整列」が再度行われる様になったという記述。
巷間の書籍では陰惨な風習、
私的制裁の場、
といった悪習とする記述が大勢を占めている行為ですが、
著者は練度の低下と戦時下の環境の悪化に抗して士気と規律を維持する為には必要であるとし、
また著者自身も以前制裁を受ける立場であった時には理不尽に感じた事はなかったとしており、
本書が最初に世に出た昭和50年代末の世相を考えるに非常に思い切った記述であると思います。
確かに甲板整列を「悪習」として断じていた書籍を振り返ってみれば、
海上を行く鋼鉄の構造物という特殊環境に人員を適応させる行為を一般社会の常識でもって断じていた感が無きにしも非ずで、
読者である私自身の認識にも一石を投じた内容でした。
特型駆逐艦「雷」海戦記―一砲術員の見た戦場の実相 (光人社NF文庫)

その他の感想

表記情報不足
今のRADWIMPSを表す作品
私は、とても良かったです
切れるのですが
やはり不朽の名作
価格よし、クオリティよし、とにかく可愛いです。
とても残念な商品
あれから四十年!!
ドラマCDの第三弾。今回はゼロスとクラトス
ラッパ吹きのマスト.アイテム
姿勢良くなります
ウォームアップ用
語彙貧弱につき
まぁまぁでした!
敏感肌にオススメ
ケースの収納も◯
iphone7にイヤホンジャックを
トランプサイズ。すばらしい均一性。しかし裏が透ける。
無駄なく、面白い! 見事な完成度!
前向き抱っこがいい!!
くっつけるのはむずかしい。
すごくよくまとまっている!!
この値段でこんなキレイなのかぁ
傘のサイズについて
素材が抜群!
新米弁護士が読むなら評価は違うのかも知れません
吸収力や使いやすさは抜群です!でもテープが‥‥
こんなものかな。。。
ノーベル賞作家の死生観
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