我々が生きてきた社会はなんだったのか
この世の中の事について、
我々はいろいろな事を知るようになった。
最近では、
ビッグバン以前の宇宙の形状についても理論的には明らかになりそうである。
または、
深海の事、
人の体のこと。
ゲノムや幹細胞。
しかし、
我々が、
実際暮らしているこの社会がどのように作られたのかは、
自覚できていない。
この本が語るように、
もしこの社会が「国家」の論理により発展してきたものなら、
我々はこの先どのように生きていけば良いのであろうか。
人間の進化とは何だったのかという疑問が湧きだしてくる。
副題に「脱国家の世界史」とあるように、
デリダの「脱構築」系統の本の様だ。


ゾミアはベトナム中央高原からインドの北東部に至る地域です。
面積およそ250万平方キロメートル、
約1億の少数民族の人々が住んでいる。
一番驚いたことは、
彼等は文明から取り残された人々ではないと言うこと。
それ以上に、
文明から逃れようとしている人々なのだ。


文明とはなにか。
初期国家の人々は、
大半は自由民ではなかった。
国家に拘束された人々だった。
国家(支配者)は、
その存続を維持する為に、
人々を囲い込み、
労働力と徴税を確保しなければならなかった。
つまり、
人を土地に縛り付けコントロールしやすいようにする。
考えてみたら、
牧場のようなものかもしれない。
そして、
その人々に国家や支配者の正統性を敬うように明確なイデオロギー、
セオリーを与える。
宗教もそのひとつだ。


そして、
そのような束縛から逃れようとする人々がいる。
労役と搾取から。
「国家」から離れて、
「国家」の勢力が及ばないところを移動し続ける。
そして、
そのようなコントロールが効かない人々を、
国家は、
「文明」と対比して「野蛮な未開人」と呼ぶのだ。
ゾミア―― 脱国家の世界史

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弱ペダ目当てに読んでおります。
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