庭を観る愉しみ、私の参考書
水野克比古氏による、
神社仏閣・公的施設・私的施設・個人的な町屋などの坪庭を
見事な写真で見せてくれます。

坪庭と言っても広く伸び伸びとした庭から、
町屋の狭い空間を洗練された配置で表現
しているものまで、
すべてに私は圧倒されました。

NHKの番組で、
老舗・俵屋旅館のオーナーの方がご自身の坪庭を四季折々設えるにあたり
《風の流れ》を大切にされている事に感銘を受けました。

春夏には、
各部屋に明るい日差しとさわやかな風を坪庭がよびこみ。

秋冬には、
各部屋に坪庭で暖められた日差しと風が流れ込む。

京都の町屋の坪庭は、
そこに住む人たちに寄り添い四季の移ろいを教えてくれる。

とてもよく考えられた庭のありかたです。


〈私のお薦め〉
・表紙の「建仁寺」の新緑の美しさ。
39ページの秋から冬にかけての紅葉の美しさ。

 春と秋の二度の愉しみ方を発見しました。

・36ページの「南陽院」の紅梅、
木の枝のながれが参考になりました。

・85ページの「梶古美術」の庭は、
石燈籠を中心に究極のモダンな剪定方を見せて頂きました。

・113ページの「月桂冠大倉記念館」の燈籠・シガシラ・カエデ・サツキなどの配置が可愛く
 真似したくなる(できませんが)庭でした。


この本のすべての写真は、
今の私にとって参考になる庭の在り方を教えてくれました。

父の残してくれた庭をどのようにしていけばいいのか、
本当に悩んでいました。

しかしそれは、
この本のなかにありました。

「日差しをふんだんに取り込み、
風を流す」そこに住む私たちも、
木も花もみんなが喜ぶ庭。

先日観た『パンとスープとネコ日和』の中で、
若いご住職の方が言っていたことを思い出しました。

「みほれるより、
みてらくな気分になれる庭」・・父の目指していた庭とは違うかもしれない
けれど。
私は私のできる範囲でやっていこうと思いました。

とりあえずは、
枝のながれを見極めて、
木の下をよどまないように気をつけること。

この本は、
多くの名だたる職人の方が心を込めて造りあげた庭です。
癒されるとともに、
私の
京都坪庭拝見 (SUIKO BOOKS 145)

その他の感想

味か量か、の選択。
4年くらい愛用しています
味噌汁の本というよりは
10周年おめでとうございます。
テープ幅申し分なし
横位置は、見開きでなく、1ページの短辺に合わせるモードもほしい
まあまあ…ですかね。
しゃんろん
3Dでの弾幕ごっこの楽しさ
魅力がぎゅっとつまってます
上司から腕時計をつけないとクビといわれて・・☆(ゝω・)v
3Wの乾電池タイプにしてよかったかなあ
感動を新たにする好企画
一見100円ショップ商品みたい
サイズが一回り小さく、下手くそでもキレイに貼れる
500S可愛いカッコいい!
買って6年ぐらい経つけど今更クレーム
無難です。一着あるといいですよね。
パイオニアの陥穽
買いだね!
「神の視点」の学問と「サルの視点」
1月再販決定!メーカー希望小売価格は2,700円(税8%込)です。
このリメイクで20年前かよ!!!?
対象をサブ4に絞って分かりやすくなった
好みが分かれそうなサントラ第2弾
コンセプトは良い
想像以上の便利さ
戻る