驚きと落胆
まず目次を一瞥するだけで驚くに違いない。

パストゥール、
メンデル、
アインシュタインと錚々たる大科学者が名を連ねているからだ。

他にも多くの科学者について記されている本書であるが、
上記3人について簡単にまとめて示す。


最初にパストゥールだが、
彼のアルコール生成における発酵についての研究は教え子の発見を盗用したという。
次にワインの低温殺菌については、
先行研究があったにも関わらず、
自らが考案者で特許申請をも行っている。
炭疽ワクチン研究でも他の研究者の手法をこっそり拝借し手柄にした。
そして協力者らには口封じをし、
本人の死後に事実が発覚した。
狂犬病ワクチン研究も他人の研究を横取りしたというから驚きだ。


しかし著者はパストゥールは、
ほったらかしにされていた実験を掘り起こして、
世に知らしめた点では科学史において功績を遺した人物であることには変わりないと記している。


続いてはメンデル。

彼は遺伝学のパイオニアであるわけだが、
F1の子孫F2では、
親の性質が優性が3/4、
劣性が1/4という誰もが知っている概念を示したことで知られる。
しかしこの比率は理論的であり、
わずかな数の実験植物でこの比率を得るのは不可能であると統計学者は論じており、
実験結果を偽造し、
拡大解釈したという。


最後にアインシュタイン。

彼には盗用の疑惑がある。
まずは光量子の性質についての研究は、
ドイツの物理学者マックス・プランクの研究に基づいていた。
ブラウン運動についても同時期にポーランドの物理学者マリアン・スモルコフスキーによって解明されている。
1905年に発表されたあまりにも有名なE=mc2にたどり着くには、
1900年にポアンカレが発表していたが故と考えられるが、
アインシュタイン自身はポアンカレの研究は知らなかったと述べている。


さらに悲しきかな、
日本人も3人登場している。
STAP細胞の小保方晴子、
神の手と呼ばれた考古学者の藤村新一、
そして不名誉の最たるは、
疑惑の科学者たち: 盗用・捏造・不正の歴史

その他の感想

耳掛けタイプではないほうが良かったです。
味価格とも満足です。
シェンムー・オーケストラ
仏教全般の入門編か
複数の視点をもつ大事さ
吸引機も持ってるけどこれも必要
お手頃価格なのに完璧です
著者はこうして大人になったのだな、と思わせる痛快青春記
模型用にこういうの欲しかった。
ハウスクリーニング業者ですが。
とにかく静かです。
使えん…
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勤王の志士たちの革命的バイブル「靖献遺言」が皇国史観の精神的支柱
中途半端だけどまあまあいい。
続けることが重要だなあ
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