内容つまりすぎの最高の1冊

今巻は最初から最後までずっと本当にアツい。

佳境に入ってきているということもあり加速度的に面白くなってます。


前半は武蔵勢と十本槍勢の親子対決。

十本槍勢の過去といいますか今に至るまでの成り行きをはじめ、
戦闘描写はもちろん、

十本槍勢それぞれが感情むき出しながらの戦闘は若干心打たれますね。

鈴のとこも目頭熱くなりますホント。


からの安土vs武蔵の艦隊戦。

勝利かと思いきやの怒涛の展開。
3巻あたりの伏線回収やら、
真田の若様も。

酒井と‘武蔵’のシーンなんかは短いながらもグッときます。


色々あって結果としてまぁ武蔵勢はもうお役御免てきな風潮で
読者としてもこりゃもう厳しいなーって気持ちになるかと思いきや
なぜか楽観しながら読めるんです。


でですね。

終盤あたり、
トーリの吐露があるわけですが、

扉絵の見開き全6pのシーンはここ1番の名シーンだと思います。

その次のページからの展開にビックリ。

そしてまたまたそこからの展開にもビックリです。
このあたりは何をいってもネタバレになりそうなので控えます。

ということで、
素直に下巻が楽しみです。