まさに愚鈍な両親が書いた本。
10年以上前、
古本屋さんで200円で買って読みました。

両親の言葉を表面的に読んだなら確かに「普通の家族」。
しかし多くの方も仰っているようにモヤモヤした感情が生まれます。
そのモヤモヤが何なのか。
この両親は自分の子供が送っていたSOSに恐ろしいほどに向き合っておらず、
鈍感で、
そしてこうなってしまった上でも尚そんな自分達に何の疑問も感じていません。
そこにこそ少年があそこまで心を病んでしまった答えがあるように感じます。

少年はアスペルガーなどではなく、
統合失調症やうつ病だったのではないかと思います。


ただ、
もしかしたら軽い自閉症のようなものはあったのかもしれません。

本に記載されている限りでも、
幼少期よりその兆候は現れていたように感じます。
重要なのは病気云々ではなく、
その時の親の対応です。


執拗に弟を虐める→「泣いたらやめなさい」

幼稚園?の発表会で友達は正装なのに少年は体操着。
しかもちっとも気にしてない様子→「私に似ておっちょこちょい」

確かに一つ一つを見ればちょっと変わった子だったのかも知れません。
けれど思春期になり少年の行動はエスカレートしていきます。
友達を殴ったり、
陰口を言った女の子を付け回したり、
自転車のサドルを切り刻んだり、
靴を燃やしたり、



そんな少年に対して母親は「確かにちょっとしつこすぎると思った」などと言う始末。
AVを発見し、
「これからはAVは一緒に見よう」という父親、





第三者の方の意見や被害者遺族の方の書かれた本を平行して読むとさらにこの両親のおかしな行動は一目瞭然です。

学校の呼び出しや教師の指摘には耳を傾けていない傍ら、
少年が学校での愚痴をこぼすと乗り込みに行く。


少年が被害者だと必死に訴える行動力は凄まじいが、
少年の比は認めません。

これこそ、
「自分達は悪くない」と必死に訴えている無様な姿そのものが浮き彫りになっています。
父と母 悔恨の手記 「少年A」 この子を生んで…… (文春文庫)

その他の感想

kindle版は本の形になっていない。(ios端末のみ)
具体例が多い
相変わらず面白いことは面白いんですが・・・
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