コルトレーンの最も美しいアルバム

一人で孤独な時に、
このアルバムを聴きたくなります。
マッコイ・タイナーのピアノもキラキラと輝いていますね。
ともすれば、
豪快なエルビン・ジョーンズのドラムが実に繊細に心の琴線に触れてきます。
この時期、
おそらくトニー・ウィリアムスや後のジャック・ディジョネットたちが足下に及ばない、
繊細な世界が響き渡っています。
この後に最高傑作と言われている「至上の愛」との違いは、
大きな神に近づく愛ではなく、
ひとりぼっちの寂しいこころに寄り添ってくれる、
そんなアルバムと思っています。