クレイジーでセンチメンタル
ある学者のお宅を訪問する機会があり、
その人の本棚に高野秀行の『謎の独立国家ソマリランド』が刺さっているのを発見して、
ああああ、
面白い本だったなあと思い出して読み返したのではなくこの文庫を買った。
ああああ、
やっぱり面白い。
この感性、
文章、
この人の書くもの好きだわと強く思った。


高野氏とは年代が同じである。
田舎に住んでいたので外国人に会った最初の思い出は京都の観光客に父が話かけていたというもの。
外国へのあこがれがあったのか、
なぜかフィンランド人と文通していた。
Minnaさんという名前だった。
高校で交換留学でアメリカに行き、
「本当に英語を話している人がいる」ととても当たり前なことに衝撃を受けた。
ネイティブを相手に話したことのない英語なんて古語と変わらないわけで、
それが「生きた言語である」ということに衝撃を受けたのだった。
東京に出てきたときも「標準語を話している人がいる」ということに衝撃を受けたのは、
それをテレビのニュースやドラマでしか聞いたことがなかったからである。


この本の冒頭に収められている「日本をインド化するフランス人」で、
シルヴィが「ウィ」と言ったのを聞いて「おお、
ウィと言っている!」と高野氏が感動する場面を読んで、
そんなことを何十年かぶりに思い出した。
バブル期にはヒッピー系やら金融系やらジャーナリスト系やらいろんな外国人が日本にいた。
一時期なぜかイラン人が公園などでたむろしていたことがあったが、
あれはどういう事情だったのかな。
高野氏のように人とすぐに打ち解けられない自分でも、
何人かは外国人の友達ができて、
津軽三味線や古民家などはそのよさを彼らから教えてもらったような気がする。
ホームステイしていたときのアメリカ人のホストシスターが日本に来たとき、
一緒に京都や東京を観光し、
祖母の家を訪ねたりするなかで見たのは慣れ親しんだ東京ではなくトーキョー、
日本の田舎ではなく、
ジャパニーズカントリーサイドという異境だった。
異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)

その他の感想

考えよう。な本。
今、待たれていた特集
カッコいい・・・・・けど・・・
通気口なんてどこにもないです
使いやすい爪切り
2014年以降の変化
リアル可愛いです。
もわっとした光
不具合が多すぎです
大作です。
オフィスについて議論する前にまず読むべき本
使いやすさ&使いにくさ
貴重なシロモノです
定番なので
ソロツーリング用に
絵描きさん、レイヤーさんは買うべき
色々便利に使えます
温かく、世界でたった1つの……
哺乳瓶嫌いの娘もこれだけは飲みました!
最近の必需品
お気に入りの1枚!
いのりのカード目当てだっけけど本もかなりいい感じ
本番とは難易度が違いすぎる
(追記)先に知っておきたい本機の問題点など
母子手帳、お手拭き、ペンを入れています
ポケメディのペーバーブック版
機械操作から判定までを手取り足取り
奥が深い聖書の入門書
イメージとちょっと違った
小型ながら入門機としては十分
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