ネットで栄養情報をよく調べるような人にこそ読んでほしい一冊

科学的根拠に基づく栄養学の知見が豊富に紹介されており、
巷にあふれる根拠不明の栄養情報とは一線を画する良書。


そしてこの本で特徴的なのが、

各節ごとに問いが立てられている点。

「このグラフ/表に入る単語は何か？」
「正しいグラフはどれか？」など、

なかなか他の本では見ないページが存在するが、

この問い(小テスト)の存在によってただ読むだけの本以上に知識が定着する。


最終章では、
栄養情報を学ぶのに必要な考え方(情報リテラシー)について述べられている。

出典を確かめること、

中立な情報元を参考にするなど
研究者には当たり前でも一般人にとっては欠落しがちな考え方についてわかりやすく述べられている。


ネットで栄養情報をよく調べるような人にこそ読んでほしい一冊。