何かの前提についての問いかけなのですね

「翼はいらない」のならば一体何が欲しいのだろう？というのが第一印象です。
でも歌詞を読めば何が欲しいのかが分かります。
これまで僕は方程式の解の様なものが既に存在していることを前提として求めていたのかも知れません。
「解があるのか？ないのか？」という問いかけは「翼が欲しい？翼はいらない？」という問いかけに似ている様な気がします。
でもどちらかだと言い切るのは簡単なことではありませんね。
「翼はいらない」という言葉からスタートして「やっぱり欲しいな」となることもあるでしょうし、
「なくてもいける」となることもあるでしょうし、
どう思うのかは自由ですね。
歌詞にも「翼が欲しい」と思う心と「翼はいらない」と思う心の両方が描かれていて、
自問自答の結果として「翼はいらない」とされています。
そこに何か新しい答えが出て来るかも知れません。
AKB48のメンバーはみんな「自分にとっての翼とは何か？」あるいは「自分にとっての翼とは何だったのか？」を考えているのでしょうか。
僕も自分にとって翼だと考えていたものが本当はいらないのではないか？もっと大切なものがあるのではないか？と思う様になりました。
僕がこの楽曲の歌詞を思い出す時にはきっと何かの前提を見つめることになると思います。