物語のスケールアップ

剣心一行が函館に上陸し、
左之助も合流。

函館山を占拠していた「敵」の正体・思惑や、
舞台設定が明らかになる。

¬本巻はまだプロローグの趣で、
戦闘シーンは控えめ。
飛天御剣流もお休み。

やや説明調が過ぎるけれど、
本編や次巻予告に、

前シリーズのあんなキャラやそんなキャラがチラ見せされており、

今後のオールスター戦みたいな展開を想像させる。

歴史上の事件や人物を絡めて、
今シリーズはとにかくスケールが大きくなった。

新キャラの成長や薫の父の行方といったサブテーマ（？）との絡みも楽しみ。

風呂敷を広げすぎて大丈夫か、
とか、
舞台が「ゴールデン・カムイ」と被ってる、
とか、

そんな心配もくだらなく思えるくらい、
次巻以降の本格展開にワクワクできたた。