これはどこまでもそれっぽい推理ゲーム

ゲームのルール自体は簡単。

13個の事件から好きなものを選び、
導入を読み上げた後、
事件毎に用意された決められた移動先のカードを並べます。

そして毎ラウンド、
他人とかぶらないように移動先を決め、
自分だけがそのカードの中身を調べて、
事件毎に定められた質問、
例えば、
犯人は誰だ？や、
どうやって○○を持ち出したのか？などの答えを推理していきます。

推理し終えたら、
答え合わせをし、
正解ならその人の勝利となります。

移動先の競りや、
邪魔など細かいルールはあるが、
基本はカードをめくって推理する、
それだけです。

ここ最近出ている他の推理ゲーなどと比べて優れている点は、
間違いなく、
ルールに縛られず推理そのものにのめり込める点でしょう。


ただ一つ、
気をつけておきたいのは、
目に見えている情報を奇抜な組み合わせでつなげていくのではなく、
クルードのようにあくまで消去法で物事を推理していく形。

それに加えて、
よほど細かく求められている場合を除き、
基本的に『○○が○○だから』程度の答えを求められていることを念頭に置けば、
純粋に楽しめると思います。


推理ゲームという言葉やワトソン＆ホームズという名前から抱く、
こういうゲームだろうなという印象そのものであり、
裏切られることはありません。