須賀敦子の青春
 須賀敦子といえばイタリア、
更にはヨーロッパですが、
本書は留学するまでの日本での暮らしに焦点が当てられています。
幼少期から戦争を経て、
多感な十代~二十代の日々を、
須賀敦子はどのように過ごしていたのか。

 著者の松山巌氏は、
須賀が生まれ育った町や、
学校(神戸の小林聖心、
聖心女子大)などを訪れ、
家族や友人らの声を聞くことで、
須賀敦子の青春をかたどってくれています。

 どんな環境のもと、
何に興味を持ち、
成長をしてきたのか。
私信の抜粋や晩年の出来事、
須賀と著者の気取らない会話からも、
久しぶりに須賀敦子の声に触れることができました。

 カトリックを選び、
信仰の在り方に葛藤する。
家族の問題、
厳格な教会へ入信を決めた親友へのとまどい。
そこには誰にでも訪れるであろう、
不確かな青春が見えてきます。

 毅然とした印象の強い須賀敦子さんが、
青春期にこんなにも揺らぎを抱えていたとは。
短篇小説とも評される名エッセイの数々が生まれる土壌はここにあったのですね。
あらためて、
大好きな作品を読み直してみようと思います。

 本編中は執筆の対象として距離を置いて「須賀敦子」を書く著者が、
あとがきで「須賀さん」と語り出すところで、
ほろっときました。
続編、
楽しみにしています。
須賀敦子の方へ

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