日本の旧石器時代について
「このように、
狩はヤリを、
石器作りは原石の入手を、
それぞれ前提としている。
どちらも欠かさぬよう、
調和と均衡が図られたに違いない。
そうした意味で、
石器の使い手側に立った食料調達と、
石器の作り手の立場から要求する原料の確保とは、
旧石器時代人にとって、
生活の全てであった」。


日本の旧石器時代について、
考古学研究の成果に基づいて解説した本。
著者は考古学を専門とする大学教授。


日本列島の人類史は、
旧石器時代における外部からの移住で始まる。
大規模なものは、
3万5千年前と2万5千年前の新旧2回。
それより古いものについては考古学的に断定できるものはまだない。
オブシディアンロード(黒曜石の道)からたどると、
日本海を挟んで、
日本列島に旧石器文化が流入した経路は大きく2つ。
湧別系細石器はシベリア周辺を起源としてそこから北海道を経由して本州中部まで入ってくる。
もうひとつの矢出川系の剥片尖頭器は朝鮮半島南部から九州を経由して本州中部に入る。
スポット(個人)−ブロック(家族)−ユニット(小集団)−環状ユニット群・共時流域遺跡群(大集団)という階層上の群れが見られ、
このようなムラの人数は平均で150人程度であったと推測される。
狩猟と採集が生活の中心であるため、
集落は移動を繰り返して場所を変える。


元々狩をする人と石器を作る人は同じであったが、
後期になると分業制をとっていたことが確実視される。
石器の材料としては、
黒曜石、
安山岩、
硬質岩頁岩の3つが多用されているが、
それぞれの産地は一様ではないため、
地元のものだけでなく遠隔地から運ばれたものが使われる。
日本は火山国であって黒曜石が豊富で、
独自の黒曜石の文化が見られる。
ナイフ形石器に比べて、
槍先形尖頭器を作る時間は数十倍で労力も10倍だが、
それだけ効果が大きかったと考えられる。
石器作りは無駄や失敗が多く、
しかも使用中にひんぱんに破損する。
このため、
材料の備蓄や修繕や再利用に工夫が凝らされていた。
後期になると石器つくりは進歩し、
狩猟用と工具用に分かれて発展し、
複式石器や複合石器が生まれる。
旧石器時代人の知恵

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