RED（ファースト）より面白さは落ちる

1作目にあるような一般社会に溶け込んでいた爺さん・婆さんが実は元凄腕スパイ！というワクワク感が無く、
脚本も無理やり続編を作った感のあるもので、
少々がっかりしたというのが正直な感想。


1作目は登場人物が多彩に感じましたが、
今回は既存キャストからプラスされたのが、
アンソニー・ホプキンス、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
イ・ビョンホンですが、
アンソニーは狂気さや、
妻子の復讐という要素がありながら、
短い中で十分に描ききられておらず、
キャサリンは正直地味過ぎで、
魅力に欠けるやら、
軍服姿は違和感バリバリ、
イ・ビョンホンは肉体美は十分見せたが、
元々の武術的バックグラウンドが無い為にこれまた地味な印象。
イ・ビョンホンのその後のハリウッド・キャリアを考えると、
プロモーション失敗ではないでしょうか。


終盤で面白いなと思ったのはヘレン・ミレンの狙撃シーン。
ブライアン・コックスとの良いコンビが描かれています。

しかし、
トータルでは「凄腕描写」が減った様に感じ、
やや面白さは落ちるなと思いました。