平和とは

前作のメンバーに加え、
今作はクイックシルバーとスカーレットウイッチ、
ウォーマシン、
ヴィジョンが参戦。

「アクション大作」と呼ぶにふさわしいシリーズですが、
本作もそれに違わぬ出来上がりですね。


スカーレットウイッチにより、
自分だけを残してアベンジャーズが敗北する幻覚を見せられたトニーは
「自分が出来る事」を考えロキの杖を使用した平和維持プログラム、
ウルトロンをバナーと創ろうとします。


ですが「平和を維持せよ」という命令に解釈の余地があったため、
短時間に膨大な情報を収集、
学習するウルトロンは
戦争を繰り返す人間こぞ地球にとって平和を脅かすものであると結論付けます。


結果アベンジャーズはウルトロンとロボットの軍勢を相手に戦闘を強いられる事になります。


アベンジャーズは映画化に際して、
アイアンマンとマイティー・ソーの
ある意味相反する世界観を融合させるのに腐心したと聞きましたが
そのノウハウは今作でもいかんなく発揮されています。


ヴィジョンは科学と魔法の架け橋のような存在ですが
彼が飛行能力を有し、
瞬時にWEBの世界にアクセスできていても違和感はありません。


全体のストーリーには目を見張る仕掛けや革新的なトリックがあるわけではないですが
随所にちりばめられるアクションが物語を力強く進めます。
良作ですね。


次回作か、
あるいはシリーズの近い続編にサノスがいよいよ登場しそうですね。

そちらも楽しみです。