B級を愛せる人のための作品

キアヌ・リーブという俳優さんて、
大作でも低予算でも、
何かと印象に残る役柄を演じることが多いので、
基本的に彼が出ている作品はその傾向に囚われずに観るようにしています。


前作のぶっ飛んだ設定が楽しめた方は、
今作も概ね満足できるのではないかと思います。

前作よりガンアクションが洗練されており、
とにかく次から次に撃ちまくり撃たれまくるジョン・ウィックが爽快です。

ありがちな、
敵のライフル弾は当たらないのに主人公のハンドガンは百発百中という矛盾がありません。

むしろ、
特殊な防弾スーツを着ているから、
撃たれても死なないという設定にすることで、
背中だの腹だのを撃たれまくってます。


柔道を始めとするマーシャルアーツ的な投げ技も多用している印象です。


とはいえですね。

ストーリーはもうあってないようなものですので、
ストーリーにのめり込んでドキドキハラハラできるかというと、
難しいです。


あくまでガンアクションが好きな人、
キアヌ・リーブスが好きな人が肩肘張らずに観る作品だと割り切った方が楽しめると思います。