かみにいさまがカッコいい！

1巻と飛び飛びで数巻持っていたのですが、
それ以降買っていませんでした。
が、
この巻はアニメ化ということで表紙買いしました。

結局、
全巻きちんとそろえることになりました！

表紙：カッコいいです。
キャラクターデザインは女の子も男の子も好みだしカラーワークもとても綺麗だと思います。

主人公が表紙というのはこの手の作品では珍しい気がしていたのですが、
案外読者に女性も多いのでは？と今回の巻を読んで思いました。

・・・早速表紙につられて次の数巻も買ってしまいました。


主人公：1巻では「何かすかした人だな」というイメージでしたが、
この巻に収録されている「みなみ編」を読んで見方が変わりました。

女の子視点から見た主人公がカッコいいです。
ずっとパタン化された恋愛ゲームを漫画世界の”リアル”で実践するお話だと思っていたのですが、
違いました。
ゲームの世界の恋愛スキルを”現実”に（羽衣などの能力も使っていますが）応用させる主人公のお話だったのですね。

この計算されたシチュエーション・・・でもその計算は女の子には見えていない・・・うん、
女の子落ちますね！納得しました。


お話：みなみ編は女の子視点のお話なのですが、
まるで少女漫画のようです。
女性の多くはムード（雰囲気）を大事にするというのをよくわかっている主人公の用意したシチュエーションは、
ドキドキものです。
突っぱねられたと思ったらすかさずフォローの手を伸ばす主人公には舌を巻きます。
これが全部恋愛ゲームで学んだことだなんて。
すごすぎます。
女性視点だとクールでいて優しい先輩に見えますね。
ゲームを常に手放さないことさえギャップになりミステリアスな魅力を増す材料になっています。
こんなカッコいい主人公なら、
それはどの女の子もドキっとしちゃいますね。
少女漫画によくある「あの人の私だけが知っている側面」の法則です。
そう思って今までの巻を読み直すとまた別の楽しみがあることにも気づきました。


キャラクター：ヒロインは全員可愛いです！ハクアちゃんのお話もすごく面白かったですよ。
おばさんのキャラも好きです。