１０年前のノートPCでも本製品でランダムアクセスが非常に速くなり、十分に役立ちそうです

　　いつもは韓国製よりも台湾製を選びやすいのですが、
今度だけはメモリセル積層化（立体化）でいち早く大規模に商品化したサムソンの本製品を選んでみました。
積層化については東芝・WD社が２TBの超々大容量の製品を鋭意開発中のようですが、
私達一般消費者は積層化のSSDについてはとりあえずサムソンのもので我慢するしかありません。

　　少し狂気地味ていますが、
この最新製品を富士通のFMV-C８２５０という１０年前のノートPCに搭載してみました。
今では中古品としてせいぜい５千円で売買されるか、
人によってはゴミ処分扱いされかねないノートPCです。
なにしろBIOS設定に“フロッピーディスク”という日本語文字が出てきて、
６０歳代の私でも驚くくらいなので、
若い世代の方は用語を検索しないとわからないでしょう。


　　Windows７を境にして、
ハードウェア類もいろいろ大幅に刷新され、
フォーマットの仕方もGPTも加わりましたが、
このフォーマット様式は２TB以上に使い、
旧機器を利用する限り、
従来通りのMBRフォーマットで問題ありません。
何を基準に古いとするかの一つの目安はPC内部のケーブル配線というかインターフェース（データを送る方法と送れる容量）で、
それらがSATA1からSATA3まで進化してきており、
SATA2とSATA３で歴然とした境目ができたことです。
上記の富士通のC8250は1.5Gbps（1秒に1.5GB転送）のSATA1で,その後しばらく出回った機器は大半がSATA2(3Gbps)です。
本製品は転送量が初期の4倍になったSATA3（1秒に６GB転送）対応なので当然新しい機器でないと十全に性能を活用できませんが、
といって１０年前のFMV-C8250でも無駄になるというわけではありません。
本製品とともにWindows10Proを無事インストールして使えたのです！
　　　添付の緑色背景のCrystalDiskMarkの結果でもわかるように、
本製品を搭載したFMV-C8250は項目4KiBQ32T1のランダムアクセスのread値で６０．８７を示し、
別のSATA２対応のディスクトップPCで台湾製の最新のSSDのシリコンパワー SSD