想像した範囲の満足

互換バッテリーでもっとも多い問題点は、
使用できる時間表示が信頼できない、
ということだと思う。
まずフル充電させると、
42時間11分使用できると表示される。
（使用後、
2度目のフル充電では42時間12分の表示）
充電に使用したものは、
AC-VQ850(Sony）。
AX2000にマウントして、
ロケハンに出かけた。
HD-FX 1080 24Pで録画。
マウントした時は280分程度使用可能の表示。
（VF常時点灯・液晶モニター点灯）純正（NP-F970）では375分の表示になる。

録画、
停止の繰り返しでは、
正常に動作。
その後1日おいて、
連続撮影をテスト。
HD-FX 1080i 29.97で録画。
撮影開始時のバッテリー残量は268分。
編集室で回しっぱなしで、
タイマーをセット。
2時間たったので確認すると、
動作は正常だが、
バッテリーの残量表示が268分のまま。

一度録画を停止するが、
残量表示に変化なし。
そこで電源を落とし、
入れ直すと残り21分の表示。
ここでファイルを確認し、
2時間分の録画は消去。
再び録画を開始し、
10分くらいで停止、
録画を3回くりかす。
いづれも動作は正常、
またバッテリーの残量表示はちゃんと変化している。

残り21分から録画を開始したのだが、
録画が終了するまで2時間くらい撮影できた。
つまり一度の充電で、
4時間くらいは持つということになる。

ちなみに、
録画しているのを忘れて、
カメラは完全に停止した状態だったが、
最後のファイルも問題なく生成されていた。
これはバッテリーというより、
AX2000の性能だと思うが、
正常動作したということになる。

表示の時間ではなく、
電源が本当になくなってくると、
バッテリーマークが点灯する。

しかし、
21分の残量表示で2時間近く録画ができるのは、
ありがたいようで困ったものある。
自分以外は使わない方が良い。
まずは以上のテストした印象から、
星4つ。
やはりバッテリー残量が正確ではない、
という点から、
いざという時のバックアップバッテリーや、
モニターなど電源が喪失しても、
録画に
影響がない機材の用途として十分だと思う。
まだ実際に多くの現場で使ったわけではないので、
基本的な性能としては問題ないだろうと感じる。
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