誰もが描きたかったが描けなかった昭和天皇物語が今、目の前に
この漫画の構想と企画のきっかけになったのは間違いなく、
2年前に宮内庁が膨大な人と巨費と25年という歳月をかけて完成させた昭和天皇実録の発刊がスタートしたことにあるわけだが、
きっと多くの出版社と漫画家が同様の連載をはじめることに逡巡し、
そして深く嘆息したに違いない。
昭和天皇は太平洋戦争と沖縄という、
重い十字架を生涯背負われていた方であり、
それを”物語”として描き起こす行為は客観的な資料の編纂集合体である実録などと異なり、
相当の覚悟がないと出来ないことだった筈。
そういった点から自分はまず能條純一氏、
他関わった様々な方に敬意を払う次第。
(彼らはきっと物語が進むに連れて理不尽なノイズを強要されることになるだろう)

それにしても、
まさか能條純一がこんなものを描くなど、
一体誰が想像していただろうか?だが、
いざ開いて読んでその鬼気迫る筆致を眺めていると能條純一以外にあり得ないと感じてしまう。
漫画家は星の数程在れど、
戦後の日本で最も畏怖される、

いや避けられてきたこのテーマ、
ストーリーに耐え得る絵を描ける漫画家は他に何人いることだろう。
勝新太郎の影武者、
押井守のルパン三世、
江川達也の日露戦争物語は遂に幻に終わったが僕らは能條純一の昭和天皇を読むことが出来たのだ。
その事実だけでも感激を隠せない。


残念なことが一点。
他のレビュアーの方も指摘されているが、
昭和天皇が終生、
質素・質実剛健を貫かれたその理念を涵養したのが旅順攻撃の任に当たった第三軍の元司令官乃木希典学長だったわけだが、
それを語るエピソードが不足していることだ。
雨の日でも車に乗らず傘をささずに徒歩で登校、
服に穴があいたら修復して着続けること、
寒かったら火鉢にあたらず走り回れ!など、
昭和天皇の原点ともいうべき重大かつ重要なエピソードの欠落はあまりに無体。
本作の価値が目減りしてしまう。
後日、
機会があれば是非加筆して貰いたい。
昭和天皇物語(1) (ビッグコミックス)

その他の感想

発想は単純、効果は絶大?
男のうそ
USB TYPE-Cを調べていたら
購入は、公式サイトで正規品を!
内容は最高です
現代日本人必読の書!
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京都大学では、このようなルールブックを読んで研究。
久々に買った備品
良い本。教科書と言える。
楽々クリアでサクサク遊べる
今観ても面白い!!
大きさが手頃で機内持ち込みも出来ます
ぶさかわ
ごく普通に機能していますよ
バルキーン、ドルフィンプロと比べて
ネパールがこんなにお洒落だったなんて。
カップリングが素晴らしい
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まだ未完成商品?
キレイです。
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1日で壊れた((゚Д゚;))
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