呑気に静観していてはならない問題

とっくに手を打っていなければならなかった問題だった。

遅かったかもしれない。
幼稚園生が激減した時期に手を打っていれば別だが、
もう人口の半分ぐらいまで、
進んだところで、
どうしよう？といっても、
たぶん、
100年かかる話だ。

著者の分析はすべてもっともで、
おそらくこうなるだろう。

政治や行政で、
てこ入れしようとしても無理じゃないだろうか。

年寄りは「逃げ切り」を決め、
若者は「より合理性」で追及する。
政治家や行政は、
権益を守るので必死だ。

だがそれは人間の本能なのだから、
歯止めをかけようがない。


分析と警鐘については、
著者の指摘は、
もっともだが、
対処法は、
理想主義と机上論が混在しただけのものだ。


いっそ日本はどこかの国と合併した方がよいのではないか。
知らぬ間に、
移民が増えて、
国土を分割的に乗っ取られるよりなら、
体制が同じで、
気の合う国と合併するのはどうだ？　
それと徹底した英語教育。
日本語を大切しつつも、
すべての国民が第二公用語として英語が話せるようになると、
展望がだいぶ変わる。
日本という国の活力は、
そこから再生する。
ビジネスもグルーバル化が当たり前。
世界の一員として活躍しだせば、
国際結婚も増える。
労働者としての移民ではなく、
日本人が増えることになる。
それが世界のトレンドではないか？