あれ？シナリオがあるぞ(皮肉ではありません)

歌については、
2曲共かなり取っ付きやすい王道ロックでした。

まあまあ高めのトーンで歌われており、
ドラマパートとギャップがあります。

歌詞にキャラ性が結構含まれているように感じました、
気のせいでなければ嬉しいです。


キャラに関しては、
かーなりツンケンした子でした。
雰囲気的には同シリーズだとジュダに近いかなと思います。
あそこまで怒鳴りませんけれども。

荒んでいて、
主人公とも少し強めの口調とトーンで会話します。

ただ、
きちんと愛情はあるみたいです。


タイトルにも書きましたが、
全体的にストーリー性があります。

最終巻にして、
毛色が違うものを投入してきたなぁと驚きました。

このシリーズ、
ラブシーンが多めで割と終始イチャイチャしているイメージだったのですけれど。


大きな悩みを抱え、
周囲に心ない言葉を浴びせられているユゥ。
素っ気ない態度でヒロインに接する彼ですが、
心の拠り所である彼女に支えられ、
前に進み始めます。

ドラマパートの大半がこの流れに費やされており、
他キャラと比べてラブシーンは少なめでした。
今までのシリーズの空気を期待すると裏切られるかもしれません。

私は、
1人のヴォーカリストの成長譚的な感じで最終巻としての余韻があり、
良かったと思います。


花江さんのトークは初っ端から笑わせて頂きました。

ユゥに対する本音や解釈が聴けて興味深かったです。